他社サーバーからWordPressを移転する方法(プラグイン:All-in-One WP Migration)サイト管理

WordPressのプラグイン「All-in-One WP Migration」を使用して、
WordPressサイトのサーバー移転を行う方法をご紹介いたします。

プラグインを使用しないサーバー移転の方法は、次のマニュアルをご参照ください。
 他社サーバーからWordPressを移転する方法

プラグイン「Duplicator」を使用するサーバー移転の方法は、次のマニュアルをご参照ください。
 他社サーバーからWordPressを移転する方法(プラグイン:Duplicator)

なお、サーバー移転に伴うサイトのダウンタイムを最小限にするため、
サーバー移転が完了するまで、移転元サーバーの契約継続を推奨いたします。

ご不明点がございましたら、可能な限りサポートさせていただきますが、
サーバー移転に関しては原則サポート対象外となりますことご了承ください。
また、次の手順の動作を保証するものではございませんこと
予めご理解いただきますようお願い申し上げます。

■移転元サーバーでの作業

【1】次の事前作業を行ってください。

(1)WordPressサイトデータのバックアップ
(2)WordPressを最新版へアップグレード

【2】次の手順で、プラグイン「All-in-One WP Migration」のインストールおよび有効化を行い、
  サーバー移転に必要なデータをダウンロードします。

(1)WordPressダッシュボードの左メニュー[プラグイン]の[新規追加]をクリックします。

(2)検索欄に「All-in-One WP Migration」と入力します。

(3)「All-in-One WP Migration」の[今すぐインストール]をクリックします。

(4)[有効化]をクリックします。

(5)左メニュー[All-in-One WP Migration]をクリックします。

(6)「サイトをエクスポート」の[エクスポート先]をクリックします。

(7)[ファイル]をクリックします。

(8)エクスポートが開始されますので、処理が完了するまでお待ちください。

(9)エクスポート処理が完了いたしましたら、[DOWNLOAD ドメイン名]をクリックし、
 データをダウンロードしてください。

 ※ダウンロード後、[CLOSE]をクリックして閉じてください。

 なお、データサイズが512MBを超えている場合、無料版のプラグインではインポートできません。
 画像などのメディアファイルのサイズが大きい場合は、[高度なオプション]をクリックし、
 「メディアライブラリをエクスポートしない(ファイル)」にチェックを入れてから、
 エクスポートし直してください。
 ※この場合、メディアファイルは移転されないため、プラグインによる移転完了後、
  FTPソフトを使用して移転先サーバーへアップロードする必要がございます。
  アップロード先は、通常「/wp-content/uploads/」の配下です。

■ラクサバサーバー(移転先)での作業

【1】ラクサバサーバーパネルの「ドメイン設定」より、独自ドメインを設定します。

 設定手順は、次のマニュアルを参照ください。
  独自ドメインの設定

【2】独自ドメインでラクサバサーバーにアクセスできるようにします。

 次のいずれかの方法でご対応ください。

 ■方法(1):ラクサバのネームサーバーに変更する(初心者向け)
 ドメイン管理会社にて、ラクサバのネームサーバーに変更いただくだけなので、
 作業としては簡単ですが、サイトのダウンタイムが発生いたします。
 ※ネームサーバー変更後、DNSが完全に浸透するまで最大72時間ほどかかる場合があり、
  その間はサーバーへの接続が不安定となりますので、作業中、当該ドメインにアクセス出来なくなった場合は、
  なお、ブラウザのキャッシュの削除や他のブラウザでもアクセスをお試しください。
  引き続きアクセスできない場合は、お時間をおいてから作業を進めてください。

  ▼ラクサバのネームサーバー
  プライマリDNSサーバー:ns.rakusaba.jp
  セカンダリDNSサーバー:ns2.rakusaba.jp

 ■方法(2):hostsファイルを設定する(上級者向け)
 サーバー移転に伴うサイトのダウンタイムを最小限に抑えることができますが、
 お客様のPCの設定を変更するため、誤った設定を行われますと、
 正しく接続できなくなるなどの問題が生じますので、十分にご注意ください。

 hostsファイルの設定方法は、次のマニュアルをご参照ください。
  hostsファイルの設定方法

【3】独自ドメインにWordPressを自動インストールします。

 WordPressの自動インストール方法は、次のマニュアルをご参照ください。   自動インストールについて

【4】自動インストールしたWordPressを最新版へアップロードします。

自動インストールしたWordPressのダッシュボードへログインし、
  移転元サーバーにて運営しているWordPressではなく、
  新たにラクサバサーバーへ自動インストールしたWordPressであることをご確認の上、
  最新版へアップグレードしてください。

【5】ラクサバサーバーへ自動インストールしたWordPressにプラグイン「All-in-One WP Migration」をインストールし、有効化します。

  ※「移転元サーバーでの作業【2】(1)~(4)」と同じ作業です。

【6】「All-in-One WP Migration」を使用して、移転元サーバーからダウンロードしたデータを
  次の手順で、ラクサバサーバーへインポートします。

(1)WordPressダッシュボードの左メニュー[All-in-One WP Migration]の[インポート]をクリックします。

(2)「サイトのインポート」の[インポート元]をクリックします。

(3)[ファイル]をクリックし、インポートするデータを選択します。

(4)インポートが開始されますので、処理が完了するまでお待ちください。

(5)インポート最終確認メッセージが表示されましたら、[PROCEED]をクリックします。

(6)インポートが完了しましたら、[Permalinks Settings]をクリックします。

(7)ログイン画面が表示されましたら、ログインし直してください。

(8)パーマリンク設定画面が表示されますので、画面最下部にある[変更を保存]をクリックします。

(9)「パーマリンク構造を更新しました。」と表示されましたら、再度[変更を保存]をクリックします。

【7】サイトにアクセスし、正しくデータが移行できていることをご確認ください。

【8】hostsファイルを設定していた場合は、次の作業を行ってください。

(1)ドメイン管理会社にて、ラクサバのネームサーバーに変更します。

 ▼ラクサバのネームサーバー
 プライマリDNSサーバー:ns.rakusaba.jp
 セカンダリDNSサーバー:ns2.rakusaba.jp

 ネームサーバー変更後、DNSが完全に浸透するまで最大72時間ほどかかる場合があり、
 その間は、移転元と移転先のどちらかのサーバーに接続する形となります。

(2)ネームサーバー変更から72時間経過後、hostsファイルの設定を元に戻します。

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